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【開催報告】高尾明子のシェルハブ・ワークショップ@出雲を開催しました

[掲載日]2022.12.02

寝返り練習中 デモレッスンにて

2022年11月26日(土) (9:30〜16:30)に
久々の地元での対面ワークショップを開催しました。

おかげさまで15名様満席となり当日を迎えました。
島根県内は安来、松江、出雲、浜田、隠岐と各地から。
また、県外の東京、広島、長崎からもご参加いただきました。
職種は助産師、保育士、小中教員、子育て支援、ベビーマッサージ、子育て中のお母さん、そしてシェルハブ指導者と、多職種にわたって。
10ヶ月と1歳のお子さんも一緒に来られましたが、とてもいい子で遊んでいてくれました。

主催者からいただいたテーマは
寝返り〜大人も発達を追体験して、からだの使い方を学ぶ
赤ちゃんの『今』を受け止め寄り添うために。

運動発達の指標のなかでも「寝返り」はとても大事なものです。
大人だと簡単にやってしまう寝返りですが
赤ちゃんは何も知らず、何も教えられず
あらかじめ知らないゴールへ向かって、
自分で動きを探求して、できるようになっていきます。
そこには膨大な数の試行錯誤があるのです。

そのような過程を再体験し、深く理解していただくために
次のような構成で行いました。

発達の動きの再体験
2つのデモレッスン見学
ぽんぽん・むぎゅうで体の地図つくり体験

ぽんぽん・むぎゅうをペアで体験中

終始和やかな中にも、本当に熱心に学んでいただき
大変感激しました。
直接見て、聞いて、触れて交流することの大切さを
あらためて認識した1日でした。

開催後のアンケートでは、大変貴重な感想をたくさんいただきました。
たった1日のワークショップだったにも関わらず
多くのことを受け取っていただき、とてもうれしく思っています。

最後の振り返り


以下、いただいた感想です。
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♣ テーマが「寝返り」だけだったとは思えないくらい濃いワークショップで、楽しく過ごせました。(子育て支援、40代)
♣ 学びも多くて、あっという間の1日でした。口腔内の発達の大切さや離乳食、手づかみ食べなどの話も非常に勉強になりました。まだまだ様々な話が聞きたかったです。やっぱり全て発達につながって大切なんだよね、と改めて思いました。(保育士、30代)

♣ 発達欲は限りがない…みたいな言葉が新鮮だった。「つい結果を求めがちだけどゴールを決めない」「これをしたからって、その子が出来るようになるかどうかはわからない。でも、やってみたら変わるかもしれない。変わらないかもしれない」という事を常に意識したい。赤ちゃんが1人遊びしている時に、今いろんな感覚が発達してる瞬間だと話されていて、そんな解説をされたら赤ちゃんを見る目が変わるし、楽しく見守る事が出来ると思った。(子育て支援、40代)

♣ 楽しい一日でした。シェルハブメソッドは、想像していた以上に自由で人生をよりよくするためのものだということがわかりました。赤ちゃんの反応は勿論、自分自身ののびしろまで気づけたのは嬉しい驚きでした。(助産師、40代)

♣ 赤ちゃんが、自分の身体を自分で知っていくことで脳が刺激され、よく食べ、よく寝るなどの生きていく土台が出来ていくのだなと感じることが出来ました。(保育士、30代)

♣ 「ぽんぽんむぎゅうは土を耕すのと同じように、お家でやってもらうんだよ」という高尾先生のお話を聴いて、そのことを実感しながらデモレッスンを見ていました。赤ちゃん達の身体、指先の動き、表情、最初と終わり頃ではその違いにぽんぽんむぎゅうの奥深さを感じていました。(保育士、30代)

♣ 実際に参加メンバーの方とぽんぽんむぎゅうのハンズオンをした時は、いろいろ気づいたことを教えていただいたり、自分でも確かめながらすることができて本当によかったです。(保育士、30代)

♣ ぽんぽんむぎゅうをまずは、夫に、娘に(教員、30代)

♣ クーヨンやYouTubeで見て学ぶのと、実際に自分で体験し、対面で学ぶのとでは全然違ったので、参加することが出来て本当に良かったなと思います。実際にデモレッスンで赤ちゃんの様子を見ることが出来たのも勉強になりました。(保育士、30代)

♣ 発達の動きの再体験の前後を比較すると、首の廻り方が全然違ったこと。「後頭部が孤を描いている」ことを、感じられるようになりました。気持ちがよかったです。(個人事業主、40代)

♣ 寝返り体験をする時に、目を開けて1点を見つめながらやったことが印象に残りました。目から入る情報について考えさせられました。(教員、40代)

♣ デモレッスンを2組拝見し、目の前の小さな人の「日常」に思いを馳せ、もっと理解しよう・可能性よひらけと言わんばかりに、お子さん・親御さんと接されていた姿ややりとりが印象的でした。我が子が初めて寝返りをした日のことをあらためて思い出し、「何て繊細な世界なのだ。小さな大冒険、をくりかえす命の不思議、たくましさ」にあらためて感嘆。固唾をのんで見入りました。私自身もそうして生まれ、現在あるのだなと、心身が嬉しく感じられました!(個人事業主、40代)

♣ 実際に赤ちゃんがする寝返りの動きを自分の身体を使って体験したり、ぽんぽんむぎゅをし合いこ出来たので、保育で子どもと触れ合う中でも取り入れていきたいと思いました!(保育士、30代)

♣ 保育園で保護者との連携に課題があります。今日の親御さんへのかかわりを拝見して、ゆっくりと見守り園で体制を整えたり、環境を整理しながら保護者と連携していけたらと思いました。(保育士、50代)

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今回は、指導者講習受講生や卒業生も参加してくださり、
主催も卒業生と現受講生の3名でしてくださいました。
約10年前に私が日本でシェルハブを始めた時はひとりぼっちでしたが、
今は多くの仲間がいて、とても心強いです。

今後とも全国各地のたくさんの仲間とともに
シェルハブを必要とされる親子さんに伝えていきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。

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このようなワークショップの開催をご希望の方は
まずはメールでお知らせください→問い合わせフォームよりお問合せください。
内容、費用などご相談に応じます。
遅くとも開催希望月の3ヶ月前にはお知らせください。

 

 

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