食べる時の椅子での座り方
[掲載日]2022.01.29これは2018年12月25日のfacebookへの投稿です→こちら
その後、少しずつ追記しています。
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【食べる時の椅子での座り方】
姿勢がくずれる
椅子に立ち上がる
立ち歩く
すぐに遊び始める
固いものをいやがる
咀嚼・嚥下がうまくいかない
などのお子さんはまずはここから取り組みをしてください。
この図のように環境調整をするだけで、
座り姿勢が変わり、食べる様子が
ガラッと変わることがほとんどです。
mm単位での調整をしてください。
3mmで子どもの姿勢は変わります。
子ども(の体)はちゃんとわかっています。
このような図を作ろうと思いながら、なかなかできなかったのですが、いいものがありました。
神奈川県立こども医療センターの
【偏食外来パンフレット2「いつどこでたべる?」
のパンフレットの中の図です。
以下、私が考える椅子での姿勢作りのポイントです。
この順番できっちりと調整してください。
①【テーブルの高さと座面】座った時に垂らした腕の肘の高さで。机の高さを調整することは難しいので、椅子の座面の高さ調整で対応します。肘の直角が保てる高さです。
②【4つの直角】①で座って、肘、脚のつけ根(股関節)、膝、足首が直角になるように、箱や薄い雑誌を使って足台の高さを調整をします。きっちりと。子どもの体は3mmの違いを見分けます。
【注意点】
●足台の広さ
両足を置いて周囲に10-15cmぐらいの余裕がある広さで。狭いと窮屈になり、足が落ち着きません。
大人だって食事の時、足をいろいろに動かしています。
●素材1
座面や足置き台は固い素材で。柔らかい素材だと座骨と足裏が沈みます。そして水平を保ちにくくなるため姿勢が安定しません。子どもにクッションは必要ないと私は考えています。
●素材2
手づかみ食べのことを考えると水拭き、水洗いができるものがいいですね。布張りでは思い切って手づかみ食べをさせることができません。
「食」の初心者である赤ちゃんには
食べやすい環境を。
環境を甘く見ちゃ、いけませんぜ。
離乳食スタート時の食べ方が、その後の口の発達に大きな影響を与えます。
口は<食べる>と<話す>の大きな機能をになっています。
<食べる>は体の発育、発達に
<話す>は知的な発達やコミュニケーション技術の発達に
関係してきます。
先へ行って子どもが困らないために。
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パンフレットはこちらからダウンロードできます。
神奈川県小児保健協会様より
どのパンフレットもぜひ見ていただきたいです。